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Deutsches Institut für Japanstudien

Details

1996, ISBN: 4-14-001762-7, 950円, 日本放送出版協会, 東京, 252p.

Authors

Kreiner, Josef

ケンペルのみた日本

本書は、絶版となっていた『ケンペルのみたトクガワ・ジャパン』(六興出版 1992年)の新版に当たる。
編集作業に当たっては、視野をケンペルに絞ったため、先駆者クライアーとマイスター、そしてケンペルの日本コレクションについての論考を外す一方、片桐一男先生に最新の研究の成果を盛り込んだ書き下ろしの論文をお願いした。

Content

デトレフ・ハーバーランド( ヨーゼフ・クライナー訳)
エンゲルベルト・ケンペル
p.12-28

Kreiner, Josef
ケンペルとヨーロッパの日本観
p.29-54

大石慎三郎
元禄時代の経済と社会
p.56-65

守屋毅
ケンペルのみた元禄の社会と文化
p.66-87

櫻井哲男
ケンペルが聞いた元禄の音
p.88-100

永積洋子
17世紀後半の日本とオランダ
p.101-110

ハルム・クルーティンク(ヨーゼフ・クライナー、住谷一彦訳)
信仰告白時代・魔女狩・早期啓蒙
p.111-124

芳賀徹
ケンペルと比較文化の眼
p.126-150

Kreiner, Josef
急浮上した世界のケンペル研究 (座談)
p.151-194

ユーイン・ブラウン
『日本誌』と英国に伝わるケンペル遺産
p.196-221

片桐一男
ケンペルと今村源右衛門英生
p.222-245