ベルツ・コレクション-帰ってきた幕末・明治の絵画-ドイツ・リンデン博物館所蔵
明治9年に明治政府の要請でお雇い外国人として来日し、26年間にわたって東京医学校と東京大学医学部で内科学の教授を勤めたエルヴィン・フォン・ベルツ博士の没後80年を記念した展覧会図録。ベルツ博士が日本で収集した日本画の里帰り展。
現在、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州立リンデン博物館に所蔵されている、江戸時代から明治時代の作品約6000点の中から、初公開の約130点の絵画と関係資料を合わせて総数約150点を紹介した。コレクションは江戸時代から明治時代の絵画を中心に、文人画、琳派、円山四条派などの各流派が幅広く集められており、幕末から明治にかけて活動し、再評価されつつある画家の作品が数多く含まれている。
コンテンツ
クラウス・ブラント
シュトゥットガルト・リンデン博物館とベルツ・コレクションの歴史について
p.14-18
シュトゥットガルト・リンデン博物館とベルツ・コレクションの歴史について
p.14-18
佐々木丞平; 佐々木正子
ベルツ・コレクション概説
p.19-24
ベルツ・コレクション概説
p.19-24
ヨーゼフ・クライナー
ベルツ博士の日本研究とヨーロッパの日本観
p.121-125
ベルツ博士の日本研究とヨーロッパの日本観
p.121-125
年表、参考文献
p.126-129
出品リスト
p.130-142
ゲルハルト・クレープス
エルヴィン・フォン・ベルツ (1849-1913) -その一生と業績
p.8-13
エルヴィン・フォン・ベルツ (1849-1913) -その一生と業績
p.8-13