Research Overview
Avatar-Technologies for an Inclusive Society
English, PDF (1,7 MB)
Conference Reports
April 11, 2023: Robot (inter)faces: Understanding and mapping robot/avatar faces. Hosted by Institute for Future Initiatives, The University of Tokyo, co-host: JST Moonshot R&D Program “Cybernetic being” Project; supported by Australia-Japan Foundation (Japanese version)
September 26, 2023: Staying Connected: Implementing Avatar Robots at Schools in Norway, Denmark, Germany, and Japan. Hosted by Institute for Future Initiatives, The University of Tokyo, co-host: JST Moonshot R&D Program “Cybernetic being” Project (Japanese version)
Research Videos
Collaborative Avatar experiment in AVATAR ROBOT CAFE DAWN Ver.β
サイバーフィジカルスペースとアバター技術:包括的な社会への新たな機会?
2021年9月年〜
日本の内閣府は2020年に「ムーンショット型研究開発制度」を立ち上げた。ムーンショット目標1として、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)は「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」というビジョンを策定した(CaO 2020)。その意図は、日本の社会問題である少子高齢化、特にそれによる労働力不足の解決策を生み出すことである。高齢者や障害を持っている方、または介護や育児などの責任を負う人々は、身体的、認知的、空間的、時間的な制限に関わらず、労働市場に参加できるべきである(文部科学省 2020: 120)。この目的を達成するために、いわゆるサイバネティック・アバターとプラットフォームが開発され、この先進的な社会に対する社会的な受容が形成される。
私のプロジェクトでは、いわゆる「Society 5.0」と「サイバーフィジカル空間」がどのように構築されるのかを分析する。このビジョンで人間や身体の理解はどのようなものであり、この未来社会で「良い生活」を送るとはどういうことなのかを考究する。
実証的なレベルでは、サイバー空間とフィジカル空間のハイブリッドな形態がすでに存在していることを究める。フィールドワークや質的インタビュー調査を通じて、サイバネッティクアバターユーザーがこれらの空間をどのように体験しているか、また、どのような機会と制約がそこにあるかを調査する。さらに、これらの新しいテクノロジーが自己実現や多様性、社会参加や包摂、人間と人間、あるいは人間と機械の相互作用にどのような意味を持つのかを考察する。
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Discursive and material dimensions of the digital transformation: Perspectives from and on Japan