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Deutsches Institut für Japanstudien

Collaborating partners

ホーグル・マーティン教授(Prof. Dr. Martin Högl)ミュンヘン大学「リーダーシップ&組織」研究所長

 

バックマン・ユリア博士(Dr. Julia Backmann) ミュンヘン大学 (LMU)

 

アンドレアス フンドシェル (Andreas Hundschell) ミュンヘン大学 (LMU)

 

日本人が勤める 多国籍チームの効率的マネージメント (EMTJプロジェクト)

 2015年11月年 - 2019年11月

概要 

当研究プロジェクトは、日本人が所属する多国籍チームの成果を左右する要因を探っていきます。多国籍チームの効率を改善する為、即戦力のある指導基準の開発に焦点を当てています。

プロジェクトの背景

昨今の業界において労働市場のグローバル化が急速に進んでいます。優秀な人材を求める企業は国や文化の境界を越え、結果として多様な国籍をもつ従業員がチームとして働くケースが増え続けています。理論上、このような多国籍チームは幾つかの長所を秘めています。

  • メンバーの思考回路が異なる為チームとして創造力に富んでいる
  • 国際市場の事情を多角的に見る事に優れている
  • 多様な知識体系へアクセスできる

しかし、現実にはこうした多国籍メンバーを擁するチームの多くが、思っていた通りに機能しない、期待した成果を上げられない、といった状況に悩んでいます。経験豊かな国際マネージャーによるその主な理由は以下の事が挙げられます。

  • チーム・リーダーに求める役割やマネージメント方法に関する意見が一致しない
  • ものごとの優先順位や責任の所在などについての認識にズレがある
  • コミュニケーションにおいて誤解が生まれやすく、団結心が弱い

上記の問題の多くは、文化によって仕事に関する常識が異なる事に起因すると言っても、決して言い過ぎではありません。特にリーダーたる者には、チームの多様性による困難を乗り越え、チームも潜在する力を発揮できるようなマネージメント力が期待されることになります。

目的 

日本会社の特徴を考慮に入れながら、パートナー企業と共に日本人が所属する多国籍チームの効率的指導方を検討します。日本国内・外の多国籍チームのリーダーをサポートする実践的提案の提供もプロジェクトの目的の一つです。

プロジェクト担当

このプロジェクトは、ドイツ・ミュンヘン大学( Ludwig-Maximilians-Universität München)並びにドイツ日本研究所(DIJ東京)の共同責任の下に施行されます。ご質問や詳細をご希望の場合は、下記までどうぞご連絡下さい。(日本語・英語・ドイツ語) トビアス・ソルドナ (Dr. Tobias Soeldner); soeldner@dijtokyo.org バックマン・ユリア  (Dr. Julia Backmann); backmann@bwl.lmu.de


Recent Publications

Söldner, Tobias & Bachmann, Julia (2018). Bouncing Back After Failure: Perceived and Actual Similarity as a Coping Resource in Multi¬national Work Teams. DIJ 18/2 (DIJ Working Papers). LINK

イベント

2015年9月18日 - 0001年11月30日
ワークショップ
国際チームが直面する異文化チャレンジへの対応
「多国籍チームの効率性向上」に関する研究のご案内

2015年9月18日
External Event
Lost in Collaboration: Overcoming the Challenges of Multinational Teamwork

スタッフ

青山 彌紀 (until 2016年4月)
哲学・倫理学・日本学

トビアス・ソルドナー トビアス・ソルドナー (until 2019年2月)
人格心理学、国際心理学