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場所
アカデミーヒルズ40 キャラント2 (六本木ヒルズ森タワー)
〒106-6149 東京都港区六本木6-10-1
アクセス
登録情報
参加を希望される場合は申込書を記入の上、ファクシミリにてお申込みください。
* 参加は無料で、日英同時通訳を入れます。
M&A ‐ 日本とドイツにおける産業の再編成
2006年2月27日
背景
企業や事業分野合併・買収は、日本およびドイツ双方においてますますその重要性を増しています。しかし、両国の国民総生産に比較した買収の件数や総額は、例えばアメリカやオランダ、英国などその他の先進諸国と比較して依然として多くはありません。その背景には独自の企業内関係や経営構造があげられることと思われます。しかし、日本およびドイツの経済は現在、合併・買収にも影響を与えるような、大きな変革期にあることもまた事実です。
本会議では、最近の法制度の整備状況、および資本市場や金融機関と企業の関係におけるこのような変化が、日本およびドイツの合併・買収戦略にどう影響を及ぼすことになるか、検討してまいります。また、本会議は研究と産業の共同事業として、以下の点における論点の分析を目標としています:
- M&Aの枠組みから最新の進展状況を把握する
- 日本およびドイツにおける合併・買収の特徴的なポイントを見つける
- 実例に触れながら合併・買収についての理解を深める
- 今後の日独間の緊密な交流に役立てる
対象者
産業界、政界で意思決定に携わる方々、ビジネススクールやマネージメント専攻の研究者、産業界の実務者、マスメディアの方々など。
プログラムの内容には変更が生じる場合があります。
発表
開会
10:00 - 10:15
開会ご挨拶
藤松 健氏 (株式会社日本投資環境研究所 代表取締役社長)
フロリアン・クルマス
ドイツ日本研究所
10:15 - 11:30
第1部: 基調講演
ドイツにおける法律の改正
Dr. クリスチャン・キルヒナー教授、ベルリンフンボルト大学
ドイツにおける企業ネットワークの崩壊
Dr. マーティン・シュルツ氏、富士通総研主任研究員
質疑応答
11:30 - 12:45
第2部: 日本とドイツにおける M&A のケーススタディ
明治ドレスナーの戦略
ジェームズ・ミニー氏、最高投資責任者、明治ドレスナー・アセットマネージメント株式
ヨーロッパにおけるドイツポストの合併・買収
マグレト・スッカレ氏、ドイツ鉄道株式会社 代表取締役
質疑応答
12:45 - 14:00
昼食休憩
14:00 - 15:45
第3部: パネルディスカッション(前半)
マーティン・アーノルド氏 (プライスウォーターハウスクーパース): 『日本の改正会社法と税法-国際的M&Aへのインパクト』
Dr. ヨッヘン・レゲヴィー氏 (CNCジャパン株式会社 社長) 『企業合併後の統合のためのコミュニケーション: ダイムラークライスラーと三菱ふそうの場合』
Dr. マルセル・ティレル氏 (ペンシルバニア大学ワートンビジネススクール客員教授): 『ドイツの金融システムはM&Aに向いているか? 』
矢野 朝水氏、企業年金連合会専務理事
Dr. 吉森 賢氏(横浜国立大学名誉教授):『なぜ日本はアングロサクソンのシステムを真似すべきではないのか』
Moderator:
アンドレアス・メルケ
ドイツ日本研究所
ライブドアをどう理解するか
大澤 佳雄氏 ((株)日本投資環境研究所顧問)
15:30 - 15:45
コーヒーブレイク
15:45 - 17:15
第4部: パネルディスカッション(後半) および質疑応答
上記パネリスト