Between External Shocks and Internal Evolution: Towards a New Phase in Japanese Management Practices (外的ショックと内的進化のあいだで-日本型マネージメント実践の新時代へ)
1997年10月30日
1990年代初頭、日本経済のバブルが崩壊した後の日本の企業は、投資パターンや市場戦略を始め、雇用制度と企業構成をも再考するように圧力がかけられた。それ以前の日本型企業システムは、高度なシステムと思われてきたにもかかわらず、費用が嵩み、イノベーションができない古い制度であると言われるようになった。現在、日本の企業は新戦略の探求、競争の基本的部分の再考に取り組んでいる。
この発展経過を背景に、ドイツ-日本研究所(DIJ)、日仏会館(MFJ)及び京都イタリア文化会館は「外的ショックと内的進化のあいだで:日本型マネージメント実践の新時代へ」(Between External Shocks and Internal Evolution: Towards a New Phase in Japanese Management Practices)をタイトルとした国際会議を開催した。
本会議の目的は、日本に関して専門的な知識を持つ研究者と様々な分野で活躍している専門家の間で、日本企業のリストラの過程と欧州企業の発展またその関係について議論することにある。