場所
東京大学山上会館
〒113-8654東京都文京区本郷 7-3-1
TEL: 03-3812-2111
会場への行き方:
本郷三丁目(地下鉄丸の内線)下車、徒歩8分
本郷三丁目(地下鉄大江戸線)下車、徒歩6分
湯島または根津(地下鉄千代田線)下車、徒歩8分
東大前(地下鉄南北線)下車、徒歩6分
アクセス
登録情報
Fax (03-3222-5420)またはE-mail (hrm@dijtokyo.org)にて必ずお申し込みください / 参加費無料(先着150名)
人口の高齢化に対応した人的資源マネジメントと労働政策 -日独比較
2005年10月5日 - 2005年10月6日
ドイツ及び日本の人口は急速に高齢化が進行している。2025年までに総人口に占める65歳以上の割合は、ドイツで24%、日本で29%に達すると予測されている。この人口動態情勢は、民間部門と公共部門の双方に影響を与え重大な結果をもたらすであろう。特に重要な課題は、両国における労働人口の減少を前提とした労働力の効率的な活用である。
本会議では労働力の高齢化がドイツと日本の公的及び企業施策に課す挑戦について分析する。この論点に対して五つの視点からアプローチを行う。第一のパートは、労働市場と政府の労働施策における労働力の高齢化の影響に関して討論を行う。第二のパートでは、人的資本形成、イノベーションプロセス及び生産システムに焦点を当てる。そして、第三のパートでは雇用実態の変化について討論する。最後に労使関係における挑戦に的を絞り、優れた企業経営幹部による提言とパネルディスカッションを行う。
主催
ドイツ-日本研究所、東京 (DIJ) / ミュンヘン大学日本センター(LMU)
東京大学大学院工学系研究科 / フリードリヒ・エーベルト財団
オーガナイザー
ハラルト・コンラット(DIJ) / ビクトリア・ハインドルフ(LMU)
割澤伸一(東京大学大学院工学系研究科)
助成
ドイツ連邦共和国教育研究省 / 独立行政法人 国際交流基金(申請中)
後援
日本国厚生労働省 /ドイツ連邦共和国大使館
Publication (2008): Human Resource Management in Ageing Societies
発表
1日目 2005年10月5日 (水)
9:00-9:30
受付
9:30-9:50
開会の挨拶
9:50-10:30
基調講演
フランツ・ヴァルデンベルガー (ミュンヘン大学日本センター教授及び経営学部教授)
樋口美雄(慶應義塾大学商学部教授)
10:30-12:30
Part 1: 人口の高齢化と労働市場-現状と対応策-
清家篤(慶應義塾大学商学部教授)
ゲルハルト・ネーゲレ(ドルトムント大学老年学研究所教授)
フィリップ・テイラー(ケンブリッジ大学高齢化学際センター長)
美添泰人(青山学院大学経済学部教授)
14:00-18:45
Part 2: 生産システム、イノベーションプロセス、人的資源開発への影響
ホルガー・ルーチャック(アーヘン工科大学産業工学・人間工学研究所名誉教授)
井原透(中央大学理工学部教授)
割澤伸一(東京大学大学院工学系研究科助教授)
猪木武徳(国際日本文化研究センター教授)
中馬宏之(一橋大学イノベーション研究センター教授)
クラウス・コーンワクス(コトブス工科大学技術社会センター長、同教授)
林晋(京都大学大学院文学研究科教授)
藤村修三(東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授)
2日目 2005年10月6日 (木)
9:30-12:00
Part 3: 雇用実態への影響:可能性と展望
大橋勇雄(一橋大学大学院経済学研究科教授)
ビルギッタ・ヴォルフ(マグデブルグ大学経営学部教授)
林悦子(神奈川大学経営学部教授)
佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)
中村二朗(日本大学大学院総合科学研究科教授)
13:30-16:00
Part 4: 労使関係の新たな取り組み
マティアス・クヌート(ゲルゼンキルヘン労働・技術研究所専務理事)
新谷信幸(電機連合・電機総研事務局長)
中村圭介(東京大学社会科学研究所教授)
佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)
16:00-18:30
Part 5: 企業幹部からの提言及びパネルディスカッション
山崎禎昭(石川島播磨重工業株式会社顧問、前副社長)
森元淳平(株式会社大林組顧問、前専務取締役)
ステファン・ストッカー(株式会社ボッシュ・オートモーティブ・システム代表取締役社長)
フランク・ヴィタゼク(日本バイエル財務最高責任者、バイエル株式会社代表取締役専務)
フランツ・ヴァルデンベルガー (ミュンヘン大学日本センター教授及び経営学部教授)