場所
東京: 経団連会館
欧州共同体や日本におけるナノテクノロジーの経済的影響力
2005年9月30日
ナノテクノロジーは、生物学やバイオテクノロジー、あるいは物質研究といった様々な技術や産業と関連した分野である。ナノテクノロジーは、現在もなお発達の初期段階にあるため、その経済的な影響を精確に定義するのは難しい。
本シンポジウムは、「日本におけるドイツ年」の一環として行われているシンポジウム・シリーズ「未来のテクノロジー」の最初のものである。日欧産業協力センター、ドイツ-日本研究所そしてコンサルト会社AAIPXが、このシンポジウムを共同で企画した。9月30日に、学界と産業界から約100人の参加者が経団連会館に集まった。ナノテクノロジーとは何か、ナノテクノロジーにはどのような可能性があるのか、そして研究によって得られた知識をどのようにして産業に応用するのか、といった議題がシンポジウムで扱われた。
本シンポジウムでは、優れた実績のある専門家による講演が行われた。ティム・ハーパー氏は、ヨーロッパナノビジネス協会の創立者であり、また執行取締役を務めている。中澤輝幸氏は、三菱商事(MC)副社長直属のイノベーションセンター法人理事技術顧問である。イェンス・グライナー氏は、FEI社における戦略的マーケティングの主任を務めている。FEI社は、ナノテクノロジー機器を製造する会社であり、本シンポジウムの後援者である。AAIPX社の取締役であるエルベ・アンドレ・デュラン氏は、共同投資者としてUBSキャピタル・テクノロジーチームに勤務していた。ビリー・ハーキン氏は「サイエンス・ベンチャー」の取締役である。またハーキン氏は、イギリス特許庁が発行した「論文集・知的所有権の管理 / 2004」に、知的所有権の商業利用についての論文を掲載している。ハンスヨルグ・サーゲ氏は、ミュンヘンにある3i社において投資部門の責任者を務めている。氏の専門分野は技術投資である。
発表
13:30 - 14:00
Registration
14:00 - 14:10
Introduction, Welcome Address
14:10 - 15:45
Part I
Tim Harper, President&Founder of the ENA, CEO, Cientifica
Teruyuki Nakazawa, Chief Information Officer, Executive Technical Advisor, Innovation Center, Mitsubishi Corporation
Jens Greiser, Strategic Marketing Manager, FEI Company
15:45 - 16:00
Coffee Break
16:00 - 18:00
Part II
Hervé André Durand, AAIPX Ltd. Technology, Strategy & Management Consultants
Billy Harkin, CEO, Science Ventures
Hansjörg Sage, Investment Director, 3i Munich Office
– Unable to attend, however, the presentation is accessible –