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Deutsches Institut für Japanstudien

場所

東京ウィメンズプラザ
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67


アクセス

Co-organizer

ドイツ-日本研究所(東京)、U.ヴェール(広島市立大学)

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ジェンダーと国民国家:日本についての歴史的考察

2004年6月10日 - 2004年6月12日

このシンポジウムの目的は、歴史学、社会科学、ジェンダー学を専門とする国内外の研究者を集め、日本におけるジェンダーと国民国家をテーマにした討論の場を設け、基本的な理論や歴史の問題を再考することである。女性と男性を国家の形成プロセスに統合していく方法は、時代や国によって異なる。しかしながら、国民国家のプロジェクトを実現するための基盤として共通しているのは、人々の知性や心情を動員させることであった。本会議では、女性として、男性としての国民と国家への貢献というイデオロギーの痕跡を、 明治以降の思想、社会制度と生活 の中に探っていきたい 。具体的には市民権、組織、エスニシティ(民族)、植民地主義、セクシュアリティ、労働、日常生活という項目を検討する。

発表

1日目          2004年6月10日 (木)

14:30 - 15:00
受付

15:00 - 16:00
開会の挨拶と趣旨説明

開会の挨拶

イルメラ・日地谷-キルシュネライト


ドイツ日本研究所

趣旨説明

アンドレア・ゲルマー


ドイツ日本研究所

U.ヴェール(広島市立大学)

基調講演

飯島 愛子(アジア婦人会議創立者)

16:00 - 16:15
休 憩

16:15 - 18:00
ジェンダーと国民国家の形成(1)

アイデンティティの政治:近代西欧哲学におけるジェンダーと国民国家

S.ブレットラー (ベルリン自由大学)

日本の近代化における国家・文化・ジェンダー・アイデンティティ

前 みち子 (デュッセルドルフ大学)

コメント

上野 千鶴子(東京大学)

ディスカッション

2日目          2004年6月11日 (金)

10:00 - 11:45
ジェンダーと国民国家の形成(2)

両性関係から見る近代天皇制と国民国家

早川 紀代 (横浜市立大学)

少年から男性へ:明治期における男性性と国家的英雄

J.カ-リン (東京大学)

コメント

S.A.ヘースティングス(パージュウ大学)

デスカッション

11:45 - 13:15
昼休み

13:15 - 15:00
ジェンダー、市民権と日常生活

家庭内役割と女性の国民化

小山 静子 (京都大学)

家庭建設としての家庭建設ー住宅の戦後史から

西川 祐子 (京都文教大学)

コメント

B.ハミル-佐藤(成蹊大学)

ディスカッション

15:00 - 15:15
休 憩

15:15 - 16:15
ジェンダー、市民権と日常生活

20世紀後期の日本におけるフェミニズム、歴史、身体

V.マッキー(メルボルン大学)

コメント

I.レンツ(ボフム大学)

ディスカッション

16:15 - 16:45
休 憩

16:45 - 18:30
ジェンダーと労働

国民国家と労働:大正、昭和時代の労働様式におけるジェンダー

R.マティアス (ボフム大学)

コメント

三宅義子(山口県立大学)

ディスカッション
労働と労働者のジェンダー化:明治期を中心に

姫岡 とし子 (立命館大学)

3日目          2004年6月12日 (土)

10:00 - 11:45
ジェンダーと戦時組織

皇軍におけるジェンダーの軍事化

S.フリューシュテュック(カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校)

戦時下の全国的女性団体

S.ウィルソン(マードック大学)

コメント

加納 実紀代(敬和学園大学)

ディスカッション

11:45 - 13:15
昼休み

13:15 - 14:45
ジェンダー、エスニシティと植民地主義

アイヌにおけるジェンダーとエスニシティ

児島 恭子(早稲田大学)

日本軍慰安婦:軍国主義とセクシャリティのコントロール

田中 利幸(広島平和研究所)

日米軍事同盟と売春防止法

藤目 ゆき(大阪外国語大学)

14:45 - 15:00
休 憩

15:00 - 15:45
ジェンダー、エスニシティと植民地主義

コメント

山下 英愛(立命館大学)

デスカッション

16:15 - 18:00
ジェンダーとセクシアリティ

犯罪としての性の再考:明治期における性犯罪、法、裁判所

S.バーンズ(シカゴ大学)

戦後日本の家族計画とセクシアリティ

荻野 美穂(大阪大学大学院)

コメント

江原 由美子(東京都立大学)

ディスカッション

18:00 - 18:15
閉会の挨拶

アンドレア・ゲルマー


ドイツ日本研究所

Ulrike Wöhr

15:45 - 16:15
休 憩