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場所
一橋記念講堂(学術総合センター内) 東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
(営団地下鉄東西線 竹橋駅1B出口より徒歩4分、営団地下鉄半蔵門線・都営三田線・
都営新宿線 神保町駅A8出口より徒歩3分)
アクセス
登録情報
締め切り:4月7日(月)
e-mailまたはFaxにてお申し込みください。先着50名様にて締め切らせていただきます。
☆ Fax: 03-3222-5420 ドイツ‐日本研究所宛 添付の申し込み用紙をご利用ください。
☆ asano@dijtokyo.org Subject:[シンポジウム申込]、お名前(漢字名&ふりがな)、ご所属、 メールアドレス、住所、電話番号をご明記ください。
<問合せ先>
アジア財団、電話:03-3441-8291
ドイツ日本研究所
世代間利害調整研究プロジェクト、一橋大学経済研究所
アジア財団
アメリカと日本における企業年金の将来
2003年4月15日
日本の年金市場はアメリカに次ぐ世界第2位の巨大市場です。しかし、少子・高齢化に伴い、年金運用が行き詰まってきています。ここ数年、公的年金の受給額が削減されつつありますが、改正された新企業年金法は、公的・私的年金を組み合わせ、企業年金の役割を増大させることを目指しています。
企業年金法の改正はアメリカの事例を参考にし、その影響を強く受けています。日本の年金市場には、アメリカの年金市場が1970年代中頃以降に経験してきたのと同様の成果を見出すことが期待されています。しかしながら、最近の株式市場の低迷や、アメリカ(Enron, WorldCom)、ヨーロッパ(Ahold)で起きた金融スキャンダルがもたらした信用不安からみると、将来の運用収益の見通しは必ずしも良くはありません。課題が山積する中で、企業年金を効率よく運用し、受給者の利益を守るためにはどうしたらよいのでしょうか。コーポレート・ガバナンスを念頭に、年金資金はどのような役割を果たすべきか。株価低迷の現状を克服するためには年金資金はどのように、どこへ投資されるべきなのか。人口構造の変化は年金の運用計画にどのような影響をもたらすのか。安定性を確保し、将来の発展を促すにはどのような規制改革と税制が求められているのか。今回のシンポジウムでは、アメリカと日本における年金の制度と運用法を比較考察します。
(日英同時通訳付・参加無料 )
後援 日興フィナンシャル・インテリジェンス
発表
12:30 – 13:00
受付
13:00 – 13:15
開会の挨拶・趣旨説明
アンドリュー・ホルバート、アジア財団日本代表
高山 憲之、一橋大学教授、世代間利害調整研究プロジェクト代表
中田 正、日興フィナンシャル・インテリジェンス株式会社副理事長
13:15 – 14:00
アメリカの立場から
ウィリアム・D・クリスト、カリフォルニア州職員退職者年金基金(カルパースCalPERS)前会長
14:00 – 14:30
日本の立場から
矢野 朝水、厚生年金基金連合会専務理事
14:30 – 15:00
より良いコーポレート・ガバナンスのために機関投資家が果たす役割
フランク・ウィービ、アジア財団チーフ・エコノミスト
15:00 – 15:20
休憩
15:20 – 16:55
パネルディスカッション/全体討論
ウィリアム・D・クリスト / 矢野 朝水/フランク・ウィービ /久保 知行(住友信託銀行年金研究センター主席研究員)
ハラルト・コンラット
16:55 – 17:00
まとめ
ハラルト・コンラット